pLaTeX2eの便利な使い方


☆dviからps,pdfへの変換の方法

 dviからpsへの変換は以下のようにします.
% dvips doc.dvi -o doc.ps

 dviからpdfに変換する場合は,こうです.
% dvipdfm doc

 dvi からサムネール付き の pdf に変換する場合は,こうです(TeX のソースファイルはdoc.texとします). ただし,これができるのは hst-sc のみです.
% platex doc 
% platex doc 
% out2uni doc 
% platex doc 
% dvipdft doc
 うまく pdf ができたら AcrobatReader で確認してみてください.
% acroread doc.pdf &

☆数式で太字を出す便利なマクロコマンド

\newcommand{\bd}[1]{\mbox{\boldmath$#1$}}

 これで,$ \bd{F} = m \bd{a} $とすると,F と a は太字で出ます.

☆図面の貼り付け方

 まず,ソースの冒頭で,graphicxパッケージを指定します.
\documentclass{jarticle}
\usepackage[dvips]{graphicx}
 ここで,documentstyle{}は不可です.
 また,\usepackage{graphics} では,回転などの機能がサポートされません. 注意してください.
 図面を貼り付けたいところで,
\begin{figure}[h]
\begin{center}
\includegraphics[scale=0.7,angle=-90]{graph.eps}
\end{center}
\caption{グラフ}
\label{graph}
\end{figure}
 のようにします.eps形式(eps,eps2)か ps形式のものが貼り付けできます.
 図だけのページを作って,多くの図を貼り付けたい場合は, \begin{figure}[p] とします.
 \includegraphicsの[…]の中には,画像を処理するための key を指定します. 上の例では,scale=0.7 では拡大率を70%,angle=-90 では画像を-90°回転して貼り付けするという意味です. 画像を処理するkeyはこの他にも多数存在します.
 より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ.→
grfguide.pdf(英語です^^;) 9ページあたりから graphicxパッケージの key についての説明があります.
 gif画像等を貼り付ける場合は,一旦 eps2 形式 (Postscript Level 2 の EPS 形式)に変換します.
% convert -compress LZW figure1.gif figure1.eps2
% convert -compress LZW figure1.png figure1.eps2


☆マシン室にあるスキャナFB630Pで取りこんだ画像を貼り付ける方法

 スキャナFB630Pはphyas-hst2で利用できます.

★グラフなどの白黒の線画の場合

 まず,SCANCRAFTで『テキスト』のモードで入力600dpi, 出力600dpiで取りこみ,tiff形式,もしくは bmp形式で保存します. ws_ftpなどでhst(hst-sc)の自分のホームディレクトリ下に転送します. hst-scかhstにログインし, tiff形式で保存した場合は
% convert -compress LZW figure1.tif figure1.eps2
bmp形式で保存した場合は
% convert -compress LZW figure1.bmp figure1.eps2
 として eps2 ファイル (Postscript Level 2 の EPSファイル) を作ります. これで上の手順で貼り付け完了です.

これでもできるけど,ファイルサイズがでかくなる…
%
tif2ps figure1.tif > figure1.ps
% bmp2ps figure1.bmp > figure1.ps

★カラーの場合

 カラーの場合は75dpiや150dpi程度で読み込んで, xv を使って psファイルに変換できますが, 以下のように convert コマンドで圧縮した EPS ファイルにすると, xdvi での表示や印刷が高速になります.
 品質がそこそこで良い場合は以下のように LZW 圧縮が良いです.
% convert -compress LZW figure1.gif figure1.eps2
 品質を重視する場合は以下のように ZIP 圧縮が良いです.
% convert -compress ZIP figure1.png figure1.eps2

% gif2ps figure1.gif > figure1.ps


☆gnuplotのグラフを貼り付ける方法

 TeXへgnuplotのグラフを貼り付ける場合は,最終的にPostScript(psかeps)形式 にしてから,上の“図面の貼り付け方”の手順で TeX のソースを書きます.
 gnuplotでdefaultの大きさで出力した場合,A4縦では,
  \includegraphics[scale=0.8]{gpaph.eps}
 のように scale=0.8 程度にするとうまく入ります.
 まずは,gnuplot で,
% gnuplot
gnuplot> plot sin(x)
 として,目的のグラフをディスプレイ上に表示させて確認し, 以下のようにPostScriptファイルを作成します.

gnuplotのグラフをそのままTeXへ貼り付ける場合
gnuplot> set terminal postscript
gnuplot> set output 'graph.ps' ←書き出すファイル名を指定する.
gnuplot> replot
gnuplot> set terminal x11
 以上で,TeXへ貼り付けるファイル graph.ps ができました.

ドローツールtgifで編集してから貼り付けたい場合
 tgifを使う例です.
gnuplot> set terminal tgif
gnuplot> set output 'graph.obj' ←書き出すファイル名を指定する.
gnuplot> replot
gnuplot> set terminal x11
 のようにします.
 tgif を立ちあげます.
% tgif graph.obj &
 tgif でグラフを編集をします.
 tgifのメニューバーで,“ファイル→印刷/出力フォーマット”の指定を“LaTeX(EPS)”にします.
 最後に,メニューバーの“ファイル”から,“印刷”を行うと, graph.eps が生成されます.

ドローツール Sketch で編集してから貼り付けたい場合
 sketch を使う例です.
gnuplot> set terminal fig sketch
    (↑モノクロの場合は set teminal fig mono sketch)
gnuplot> set output 'graph.fig' ←書き出すファイル名を指定する.
gnuplot> replot
gnuplot> set terminal x11
 のようにします. Sketch + GNUPLOT のさらなる詳細は Sketch + GNUPLOT のお部屋 をご覧ください.
 sketch を立ちあげます.
% sketch graph.fig &
 sketch でグラフを編集をし,sketch の File から Print を選び, epsファイルを作ります.
 sketch の保存形式は .sk 形式となります.

他のドローツールで編集してから貼り付けたい場合
gnuplot> set terminal postscript
gnuplot> set output 'graph.ps' ←書き出すファイル名を指定する.
gnuplot> replot
gnuplot> set terminal x11
このあと,ktermから,
% pstoedit -f sk graph.ps graph.sk   (sketchの場合)
% pstoedit -f fig graph.ps graph.fig  (xfigの場合)
% pstoedit -f tgif graph.ps graph.obj (tgifの場合)
として,PostScriptを各ドローツールの形式に変換します (pstoeditのWebページはこちら,マニュアルはこちらです). その後,ドローツールから変換したファイルを読み,編集してそのドローツールで PostScript(psかeps)を作成します.
 pstoeditが対応している形式は,
% pstoedit -help
とする事でわかります.


☆テキスト領域の右半分に図面を貼り付ける方法


 以下のようにマクロコマンド\hrfigure を冒頭で定義します.
\newlength{\minitwocolumn}
\newcommand{\hrfigure}[4]{%
\setlength{\minitwocolumn}{0.5\textwidth}
\addtolength{\minitwocolumn}{-0.5\columnsep}%
\ \vspace*{-1\baselineskip}\\
\begin{minipage}[t]{\minitwocolumn}
#1\end{minipage}%
\hspace{\columnsep}%
\begin{minipage}[t]{\minitwocolumn}
\begin{center}
\ \vspace*{2mm}\\
\includegraphics[#2]{#3}\\
\refstepcounter{figure}
\vspace*{2mm}
図\thefigure:~#4
\end{center}\end{minipage}\\%
\vspace*{-0.16\baselineskip}
}
 \begin{document}以降で,実際に図面を貼り付ける時は,
\hrfigure{
 ここは図の左側にくる文章です.
}{scale=0.4}{figure.eps}{図のキャプション}
 というようにします.
 


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