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小児病院活動レポ

3ヶ月前に出張でプラネタリウム公演をした大府にある「愛知県立あいち小児保険総合センター」からまた依頼が来ました。今月21日にドクター主催の観望会があるためにその前に興味付けの話をしてほしいということでした。観望会は「月と火星の観望会」ということで、そのため月と火星についての話をすることになりました問題はまだ、火星の観望会をするには早く、見えないことも無いが観望会の時間ではまだ、高度が低いということです。月も満月を過ぎているために上ってくる時間が遅く観望会を行っている間には見えなさそうです。しかし、今回は観望会ではなくあくまでお話をするところを依頼されましたので、観望会についてはノーコメントで。
話す内容ですがなかなか考えるのに苦労しました。前回の出張プラネタリウムの投影を見た子供たちぐらいの年齢が対象だったため、幼児〜中学生程度と対象年齢の幅が広くどの年齢に話の内容をあわせるかという問題があがりました。さらに、火星の話といわれても何を話したらいいのかとも思いました。時間は大体45分ぐらいで話してほしいといわれていたので「月の話に30分、火星の話に15分ぐらいだろうか?そのぐらいじゃないと私たちには無理そうだよなぁ」と冗談交じりに意見が出ました。

話の内容は以下の通りです
・月の模様について(どんな形に見えるか)
・クレーターについて
・月について(大きさ重さなどのデータ)
・月の満ち欠けの説明
・月食について
・火星はなぜ赤いのか
・火星について(大きさ重さなど)
・探査機の取った火星の写真
・火星人に
・テラフォーミングのこと

実際に話をするにあたって分かりやすいだろうと思って、大きな月と火星のはりぼてを作りました。スクリーンに投影するだけでなく近くで見れるようなもの、しかも大きなものを持っていったら面白いだろうと思いました。模型を作れたらよかったのですが、さすがにそれは無理だったのではりぼてになりました。月のはりぼては3つ作り、1つは直径90cmほどの大きなもの、2つ目は表面にプラバンを貼り付けホワイトボード用マーカーで書いたり消したりできるものを作りました。これを使い月の表面の模様がどんな形に見えるのか説明するときに実際に書いて見せたり、子供たちにどんな形にみえるのか書いてもらうように使いました。これはなかなか好評で、すでにどう見えるかかいてある物を移すだけよりも子供たちにも分かりやすかったようです。ウサギ、女の人の顔、カニなど以外にどんな形に見えるか子供の1人に描いてもらたところ「ラッコ」に見えるというのがありました。個人的にはウサギの形よりラッコの形の方がわかりやすく見えます。この子はなかなか絵がうまく私が描いて説明したカニよりもうまく描いていました。3枚目はスクリーンに移した地球の大体1/4程度のもので地球からの距離を説明するときに使いました。地球から月までの距離は地球の直径の30倍、スクリーンの地球が1.5mほどです。スクリーンから大体45mぐらいのところに月がある計算になりますが部屋はそこまで広くはありません。というわけで、Hirai君に月をもって部屋の外へ出て行ってもらいました。それだけ遠いところにあるというのが子供たちに分かってもらえたかどうかは微妙ですがウケはとれたようで子供たちの興味をこちらの話にひきつけるという意味では成功していたと思います。
小道具は満ち欠けの説明するところにも使いました。発泡スチロールの球体に部屋を暗くしてライトをあてて使いました。もちろん子供たちのすわる位置によって見え方が違うため説明をどうやってしようかと思いましたが私が直接動き左側、正面、右側と大体3箇所にわけて一箇所ずつ説明しました。前に立って全体に向かって話すのとは違って子供たちの直ぐ横に行って子供たちに直接話しかけることで、興味を向けてくれていたように感じました。
火星については先でも言ったように少し悩みました。大きなはりぼてを作った以外には写真を多めに使いました。探査機の取った火星の地表の写真で顔に見えるような写真など子供たちの興味を引きやすそうなものを選びました。
時間は話が30分ほどで残り15分ほど質問タイムをにしました。なんとか、こちらを困らせてやろうとする車椅子の3人組が印象的でした。はじめのうちはなかなか質問が出ませんでしたが、保育士の方が最初に質問をするとだんだんと出はじめました。話をしている途中にもみられましたが、保育士さんたちが子供ちに「あ、ほんとにウサギにみえるねー」などと話しかけてたりしていました。ただ、話を聞くだけよりこのほうが小さな子でも話を聞いてられるようです(その子が興味を持っていただけかもしれませんが)。やはり、ただ単に聞いているだけだと退屈してしまいますし。
最後になりますが、今回参加人数は少なく実働部隊3人でした。現CORE会員に話を出したところ興味がありそうな人がなかなか多かったはずなのですが... 今後こういった活動が増えていくかどうかは会員しだいですが、すでにいくつかの話はきています。観望会の手伝いや天文の講座の講師の話です。それではまた次の活動で会いましょう。