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《2011年度・愛知教育大学科学ものづくり教育推進関連事業》

★ 第3回サイエンス・カフェ ★

開催日時:2011年6月4(土) 17時00分〜20時00分

   

 今回は,これまでの宇宙の話ではなく,福島第一原子力発電所で 大きな問題となっている放射線についての話を,お二人に方に していただきました.また,実際に,自然界に飛び交う放射線 を,霧箱を使って見てもらいました.開催方式も,サイエンス・カフェと として,雑談の機会ももうけました.事前に,中日新聞と朝日新聞に 紹介されたこともあり,講座に98名,全体では104名の方の 参加がありました.
 最初に,愛知教育大学教授の児玉さんに,放射線とはどのようなものか について,その発見の歴史や自然界に存在する放射線など,科学的な観点 からお話ししていただきました.次に,愛知教育大学講師の榊原さん には,放射線が私たちの体にどのような影響を与えるかという立場 から,現在進行形の福島第一原子力発電所の事故による放射線の 話題を交えながら,話をして頂きました.
 講座の後,自然界に飛び交う放射線を,霧箱を使って, 実際に見て頂きました.まず,放射線の残す霧の軌跡 が実際に見えることに感動していました.そして, 次から次に,現れては消え,消えては現れる 放射線の多さに,多くの方が驚いていました.
 カフェ・タイムには,ちょっとした飲み物とお菓子を用意 しましたが,予想以上の参加者があったこと,4年生が 教育実習中で学生スタッフが少なかったこと,放射線の観察会, カフェタイム,土星観望会,3D上映会など,企画が多かった たためその準備に人手をとられたことなどのため, みなさんとの十分な雑談機会を設けることができなかった ことは,お詫び申し上げます.
 天気は,薄曇りでしたが,雲を透かして,土星や1等星は 十分に見える状況でした.40cm望遠鏡では土星を, 2台の小型望遠鏡では,白い星スピカ,オレンジ色の星 アルクトゥルスの色の違いを見て頂きました. 細い輪を持つ土星については,多くの方が, 「シールを貼っているみたい」と,その姿の 美しさに感動していました.
 今回も,「Mitaka」による「3D宇宙の旅」の上映会 を,3回に分けて行いました. 地球から離陸し,主に太陽系内の宇宙旅行 です.中でも,土星に立ち寄り,科学的な シミュレーションによって得られた,土星の 輪の網の目構造の様子を見て頂きました.
 今後も,このような企画を定期的に続けていきたいと 思いますので,また,是非,参加して下さい.

 
午後5時半ころの空の様子.薄雲がありますが,青空も見えています.

 
講座開始直後の様子.まだ,若干空席もありました.

 
講演を行う榊原さん.その話にも熱がこもってきました.

 
講座参加者の皆さん.部屋は満席となりました.

 
霧箱による放射線の観察会.

 
40cm望遠鏡による土星の観望会.

 
小型望遠鏡にも長い列ができていました.

大きな画像を見るには,それぞれの画像をクリックして下さい.



     

大きなポスター,チラシを見るには, それぞれ画像をクリックして下さい.

  • サイエンスミニ講座1:17時00〜17時30分 

         題目:「宇宙線と放射線」

         講師:愛知教育大学教授・児玉康一
  •  地表には、大地を起源とする放射性物質からの放射線と、 宇宙を飛び交っている放射線(宇宙線)を起源とする放射線の 両方が飛び交っています。これら自然放射線の持つ基本的な 性質についてのお話をします。放射線そのものは非常に小さく、 また、高速で飛び交っているので、それらを直接目で見る事は できませんが、それらが空気などの物質を通過する際に ひきおこす現象を利用して、放射線をとらえる(検出する)事が できます。その原理についてのお話もします。

  • サイエンスミニ講座2:17時30分〜18時00分 

         題目:「放射線と私たちの健康」

         講師:愛知教育大学講師・榊原洋子
  •  世界で唯一の原爆被爆国である日本では、放射線による 健康影響の重みがよく知られています。今回の福島原発事故では 放射性物質が環境中に放出され、4月19日に文部科学省から 出された方針は、福島県内の学校・幼稚園では「校庭での 放射線濃度が1時間あたり3.8mvを超えた場合、屋外活動を 制限する」というものでした。この措置は妥当なもので しょうか。それとも妥当とはいえないのでしょうか。 普通の人が普通に生活する上で、放射線による健康 リスク(=放射線によって体に起こる悪い影響)を 減らすためにはどうしたらよいのかを考えていきましょう。

  • 霧箱による放射線の観察会:18時00〜18時20分 
  •  ドライアイス霧箱を使って身の回りを飛び交っている 自然放射線を観察してみます。霧箱の中を放射線が 通過すると、その後に飛行機雲ができ、放射線の 通った跡を目で見る事ができます。

  • カフェ・タイム:18時20〜19時00分 
  •  講座の内容や,宇宙,科学などについて,お茶やジュースと ちょっとしたおやつをつまみながら,講師と参加者の みなさんとが気軽に話をする時間です.みんなで ワイワイと,宇宙について語り合いましょう.

  • 土星の観望会:19時00〜20時00分 

         観望予定天体:土星
  •  この日の夜には,東の空に土星が輝いています. 土星とは,昨年以来ほぼ半年ぶりのご対面となります. 今年の土星の輪は,まだかなり細く見えています. この細い輪を持つ,かわいい土星の姿をお楽しみ ください.輪の近くには土星の衛星も見えると思います.

    ◎自家用車の場合は大学構内の駐車場をご利用ください.
    ◎高い脚立の上で観望いたしますので,かかとの高い靴や 短いスカートは避けてください.
    ◎夜は冷えますので,防寒には十分ご注意ください.
    ◎観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
    ◎会場へは,学内の案内に従ってお越しください.



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