終了した一般公開
★ 第31回一般公開 ★
開催日時:2006年1月7日(土) 17時00分〜19時30分
昨年からの寒波続きで,この日も,朝は,うっすらと雪が積もり,
天気予報も曇りで,観望会は無理かなと思える朝でした.しかし,
午後から急速に天気が回復して快晴となり,澄みきった冬空を
楽しむことができました.ただ,風が強く,非常に寒い日でした
ので,快晴の割りには参加者は少なく,およそ30名の参加に
留まりました.
ミニ講座では,星座早見盤の原理についてお話しました.
実際に星座早見盤を手にしていただき,なぜあのような簡単な
道具で,その日の素の時刻に見える星空を表示できるのかという
原理を説明しました.また,星座早見盤の使い方なども
お話しました.
かわりだね星座早見として,空き缶を利用した星座速見缶の
セットをプレゼントし,おみやげとして持ち帰ってもらいました.
観望会では,月,火星,オリオン大星雲,散開星団M35などを
観望しました.空気が澄みきっていたので,40cm反射望遠鏡
や15cmの屈折望遠鏡で,月の鮮明なクレーターを見
ることができました.また,月明かりがありました
が,オリオン大星雲のぼんやりとしたガスもとらえることが
できました.
次回は3月18日(土)を予定しています.大学では
どのような研究が行われているのかという紹介を兼ね,
大学院生の若林努さんに,若林さんの修士論文の内様を
わかりやすく解説していただきます.普段ほとんど
聴く機会のない「天文学の研究」の一端にふれてみませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております.

ミニ講座の参加者

小型望遠鏡による観望
大きな画像を見るには,それぞれ画像をクリックして下さい.

大きなポスター,チラシ見るには,それぞれ画像をクリックして下さい.
ミニ講座:17時00〜18時00分
題目:「星座早見盤のひみつ」
講師:愛知教育大学教授・沢武文
会場:自然科学棟5回 地学系理科実験実習室
多くの方が,小学校の教材として,一度は星座早見盤を手に
したことがあると思います.あの単純な道具で,複雑な天体
の運動を,どのようにして表現しているのでしょうか?今回は,
その星座早見盤のひみつについてお話いたします.
星座早見盤とは,一般に,丸い円盤に星座が書き込んであり,
その上に,窓と呼ばれるひしゃげた丸い穴の空いた(または
その部分が透けて下が見える)円盤を重ね,それらの円盤の
まわりに印された日付けと時刻とを合わせると,
その日のその時刻に見ることのできる星
空がわかるという,ごく単純な道具です.しかし,この星座
早見版には,地球の自転による星空の日周運動(1日
のうちに,太陽や星が東側からのぼり,南よりを通って
西側に沈む運動)と,地球の公転による星空の
年周運動(季節によって見える星座が
変わること)が同時に詰め込まれた,かなり高度な
道具なのです.
この天体の運動が単純な道具にどのように詰め込まれているのか,
星座早見盤のひみつ(しくみ)について解説いたします.その
ひみつを知れば,星座早見盤をどのように利用すればよいかも
わかります.その利用の方法もお話しします.
また,変わり種星座早見も紹介する予定です.
今回は,大学の事情により,講座の場所を,
自然科学棟(天文台のある建物)5階の
実験室に変更してあります.御注意下さい.
天体観望会:18時00〜19時30分
「冬空の月の観望会」
観望会会場:自然科学棟屋上天文台
観望予定天体:月,二重星 他
昨年秋に最接近した火星は,急速に遠ざかり,かなり小さくなって
しまいました.また,土星は夜遅くにならないと昇ってきません.
したがいまして,今回は,夕方南の空に明るく輝く月の観望会
を行います.澄みきった冬空の中で,月の迫力のあるクレーター
を観望してみませんか?
そのほか,二重星などを観望する予定です.
入場無料 申し込み不要です
※雨天時は「天文ミニ講座」のみ開催します
【注】今回は,大学の諸事情により,プラネタリウムの上映はありません.
◎自家用車の場合は大学構内の駐車場をご利用ください.
◎高い脚立の上で観望いたしますので,かかとの高い靴や
短いスカートは避けてください.
◎夜は冷えますので,防寒には十分ご注意ください.
◎観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
◎会場へは,学内の案内に従ってお越しください.