終了した一般公開やイベント

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《2009年度科学ものづくり教育推進関連事業》
《世界天文年2009公認イベント》

★ 世界天文年全国同時七夕講演会 ★
★ 愛知教育大学 第1回 サイエンスカフェ ★

開催日時:2009年7月7(火) 18時00分〜20時30分


 

 今回は「世界天文年全国 同時七夕講演会」と「愛知教育大学第1回 サイエンス・カフェ」との合同の開催で した.新暦の七夕なので,例年通り 梅雨のまっただ中でした.天気予報でも, 厚い雲に覆われて,星は見えないだろう ということでした. 昼間は少し青空も見えていましたが,やはり夕方から 厚い雲に覆われてしまいました. 天気も悪く,また平日ということで,参加者は かなり少ないだろうと予想していましたが, 50名もの参加があり,こちらがびっくりしました. 新聞などで取り上げられたことや,平日だった ため,附属の高校生が学校帰りに参加してくれたこと など,通常の一般公開とは違った参加者が多かった ためだと思われます
 講座では,最初,「世界天文年」について 簡単に説明しました.その後,「私の研究から ---アンドロメダ銀河と銀河系は衝突していた!?---」 というタイトルで,現在私自身が研究している 内容について,話をしました.銀河系とアンドロメダ 銀河の2つの巨大な銀河を中心に, 大小マゼラン雲など,50個ほどの小さな銀河が存在し ていますが,これらを局所銀河群と呼びます.それらの 銀河のうち,アンドロメダ銀河と銀河系の周りを まわっているそれぞれの衛星銀河が,銀河系と アンドロメダ銀河を含む平面近辺に分布している ことなどから,これらの小さな銀河は, 宇宙初期にアンドロメダ銀河と銀河系が衝突した 結果生まれ,その近辺にまき散らされたのではないかという, 新しい考えを紹介しました. 難しい式も少しは出てきましたが,銀河の衝突と, それによって形成された銀河がまき散らされていく 様子のアニメーションは,参加者の皆さんにも 楽しんでいただけたのではないかと思います.
 およそ1時間の講演の後,今回初めて, カフェタイムを実施しました.冷たいお茶や ジュースを飲みながら,みんなで歓談する 企画です.それぞれ,参加者同士がお菓子を つまみながら歓談していましたし,こちらにも 質問が来たりしました.思ったより和やかな 雰囲気で,この企画はかなりよい企画である と思いました.空も曇っていることだし, みなさんには,ゆっくりと歓談を楽しんでいただけた と思います.
 カフェタイムの後は,望遠鏡の見学ということで, 屋上に上りました.屋上に出たときの最初の声は, 「わー,きれい」でした.そうです.夜景が 非常にきれいなのです.目の前には,ハイウェイオアシス の観覧車が,ネオンに輝いていおり,刻々とその 色や形を変えています.ところが,この日は 午後8時から,ライドダウンを行う日であったため, 午後8時はその明かりが完全に消えていました.
 最初は望遠鏡の見学だけと思っていましたが, 雲の移動が早く,雲の隙間からアークトゥルスが 顔を出しましたので,アークトゥルスを見て いただきました.そのうち,土星の方向も 少し雲が薄くなり,雲の合間から非常に 細い輪を持った土星も見ることができました.

 
講演の様子

 
講演会参加者

 
カフェタイムでは参加者同士が熱い話を…

 
雲間に見えるアークトゥルスを観望

 
屋上では夜景見学

      

大きなポスター,チラシ見るには,それぞれ画像をクリックして下さい.


 

  • 講演:18時00分〜19時00分 

         題目:「私の研究から 
              ―アンドロメダ銀河と銀河系は衝突していた!?―」

         講師:愛知教育大学教授・沢武文

         会場:自然科学棟5階 地学系理科実験実習室

  •  2009年は,ガリレオが初めて望遠鏡を夜空に向け, 宇宙への扉を開いてからちょうど400年目にあたります. これを記念して,国際連合,ユネスコ,国 際天文学連合では,2009年を「世界天文年」と 定めました.スローガンは, "The Universe: Yours to Discover" 「宇宙…解き明かすのはあなた」です. そして,この世界天文年の記念イベント の一つとして,日本各地で 「世界天文年全国同時七夕講演会」が 開催されます.愛知教育大学でもこの取り組みに 賛同し,この講演会を開催しています.
     現在,私が研究テーマとしているのは,局所銀河群の 中の矮小銀河の起源と運動についてです.局所銀河群と は,銀河系とアンドロメダ銀河の2つの巨大銀河を中心 に,大小マゼラン雲や渦巻銀河M33の他,もっと小さな 矮小銀河が50個近く集まっている銀河の集団をいいま す.その中で,アンドロメダ銀河や銀河系の衛星銀河 (アンドロメダ銀河や銀河系の周りをまわっている小 さな銀河)の多くは,銀河系とアンドロメダ銀河を含 む平面近辺に分布しています.これらの分布の特徴を, アンドロメダ銀河と銀河系の宇宙初期の衝突で説明 しようという,これまでにない新しい考えを提唱して います.これは,藤本光昭名古屋大学名誉教授との 共同研究であるため,我々はこのモデルを Sawa-Fujimoto モデル(略してSFモデル)と呼んで います.SFモデルであっても,決してサイエンス・フィクション のモデルではありません.ちゃんとした科学的なモデル です.このSFモデルについて紹介します.宇宙の壮大な 歴史の一端を楽しんでみませんか?
     

  • 観望会:19時00〜20時30分 

         観望会タイトル:「七夕の夜の観望会」

         観望予定天体:土星,二重星 他

         会場:自然科学棟屋上 天文台

  •  今年の七夕は満月です.土星も西の空低い位置にあり, 観望には,あまり良い条件ではありません.が,七夕の 夜です.晴れたら,空を眺めましょう.あまりよく 見えないかもしれませんが,土星,月を見てみます. また,二重星アルビレオもみてみましょう.

    入場無料 申し込み不要です

    ※雨天時は「天文ミニ講座」のみ開催します


    ◎自家用車の場合は大学構内の駐車場をご利用ください.
    ◎高い脚立の上で観望いたしますので,かかとの高い靴や 短いスカートは避けてください.
    ◎夜は冷えますので,防寒には十分ご注意ください.
    ◎観望会の間は足元が暗くなりますので,ご注意ください
    ◎会場へは,学内の案内に従ってお越しください.


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